日本国内で私たちが医療を受ける場合、皆保険制度のおかげで70歳未満は3割負担、70歳以上の高齢者の方は、1割負担もしくは年収に応じた2割から3割負担という形になっています。
また生活保護を受けている方の場合だと、自己負担はない形で治療を受けることができます。
しかしアメリカの現在の場合だと、5000万人近い方々は全く保険に入らない状況が続いています。
それによっていざ自らに何か病気が見つかったとしても、保険に入っていないため治療費が払えず、お金を貯めてから治療を受けたりするため、その間に病状が進んでしまうこともあるようです。
オバマ大統領の方でいわゆる「オバマケア」という日本の皆保険制度のような制度を推し進めていますが、保険業界の思惑もあってか、なかなか思うようには進んでいないようです。
世界的には、国民皆保険というのはそれほど珍しいものでもないようですがこれからの超高齢化社会において、より一層医療福祉にどういった形でお金が使われていくのか注視していくとともに、この制度のありがたみを感じたいと思います。